絶倫ファクトリー

生産性が高い

方法序説



うんうん、デカルトが頭がいいことは分かった。
何か気象学やら光の関係についてかなりグダグダ述べてる。

ただ、どうやら彼は神の存在を通して「真」なるものを見ているようだ。
そして、この本における中国人への蔑視とも取れる表現を見る限り、一神教のない文化においては彼の考え方というのはやや受容しがたいものじゃないかなと思った。

ところで、彼は合理主義の哲学者と言われてるらしいんですが、「合理主義」の定義って何でしょ?読書会でも言われてたんですが。

何か一つ「真」なるものを立てて、それを元にガリガリと演繹しまくっていくって感じなんですかね?


wikiだとこんな感じ


理性を使って内省・反省を行い原理を見つけそっから演繹・・・と。

うーん。なんだろ。
社会学にはホッブズ問題というのがありまして。
細かいことは省略しますが、「秩序はどこからくるの?」っつー話で。いろんな人がいろんな考え方を出してるんですが、結局何か一つの絶対的な原理を元にしてしまっていて、結局この問いに答えられていない。

デカルトも「神」という絶対的原理を元に組み立てている。
結局何かしらの原理に頼らざるをえないのだろうか。
うーん。