絶倫ファクトリー

生産性が高い

諸連絡とか。

昔のブログをうっかり改築してしまいました。
Blue Blidgeが昔どんなブログだったかが分かる方は、本来の姿が戻ってきたと思ってもらって結構です。キテます。頭悪いです。
Blue Blidge 0.5 - livedoor Blog(ブログ)
何だろう、No hedge!をビオスとするならこれはさしずめゾーエーか。いやそれ以下かもしれない。とにかくどっちもよろしく。

こっからは普通の話。ゼミ論の続き。結局ゲーテッド・コミュニティが公的領域の捏造だってことは分かった。それのどこが問題なのかと言う点も、ある程度指摘できるはず。彼らは公的領域に求めていたコミュニケーションや信頼を、ゲーテッド・コミュニティの中じゃ得られていない。得られていないし、ゾーエーを全面化させたコミュニティが各地に乱立した・よせ集まった結果、似たような社会階層の人々が集まって、支配権力としては実に動員しやすくなる気もする。
けれどそんな風に問題点を指摘したところで、具体的な解決策といわれると詰まる。ゼミ論の冒頭で実はなるべく具体的な解決策を提示するとかぶっちゃったもんだから、なるべく具体策は書いておきたいのだが。
ここで例の「経済性による応答」を持ち出しても、いかんせん相手が不動産なので、即効性は期待できそうもない。じわりじわりと、ゲーテッド・コミュニティ以外で相互の利得が得られそうなゾーニングをするしかない。もしくは、今あるリソースを使ってゲーテッド・コミュニティ内の人間も外の人間も実は得をしてるんだという発想の転換。もちろん現状の追認でしかない気はするが、前書いた「カラシニコフな社会」における「ブレ」の許容というのはある意味でそんな感じでしか実現し得ないのかもしれない。あれは社会をいかにデザインするかというより、「システムに慣れろ」→「どうやって慣れるの?」という問いに対する答えなのか。「いかにシステムに慣れるか」という、一種の方法論だとするならば、ゲーテッド・コミュニティの浸透した社会における解決手段も、またそれに準ずるものであっておかしくはない。そうなるとシステムの侵食が決定的で、回避・修復しえないことを証明せにゃならんのだが。