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ノー選挙カー

選挙カーの自粛について。mixiニュースにあったのを見て、毎日新聞社のHPから引っ張ってきた。


Bing

日立市議会の保守系最大会派「日立市政クラブ」(佐藤三夫代表)は13日、4月の同市議選で、立候補する予定の所属議員10人が、選挙カーの使用を自粛することを申し合わせた、と発表した。

他にも首都圏の候補者達がノー選挙カー運動というのをやっているらしい。確かに選挙カーは日に何度も家の近くに着たりするとうるさいもんだが、ここで問題にしたいのは選挙カーの是非ではなく、この選挙カー自粛という報道に対する反応だ。
mixiニュースで多勢を占めていたのは「選挙カー自粛賛成!」の意見だったのだが、一部ちらほら見られたのが、「短い選挙期間の間に拡声器や選挙カー使って名前連呼するくらいでしか活動をアピールできない政治家も悪い」みたいな意見。
いやいや、そりゃ違うんじゃないかしら。じゃあアナタ普段政治家の活動を何かの形でチェックしてるんですか?マニュフェスト選挙じゃないのに逐一隅から隅まで読んでるのですか?
普段政治家の活動なんか知りに「行く」ことがなければほとんど分からない。だから選挙の期間中、候補者はわざわざ自分達の活動を知らせに「来てる」わけで。普段から市民が政治(といっても県議レベルの地方自治)に興味を持って少しはこっちからアクティブに知りに行けば、わざわざ候補者も大声出してがなり立てる必要もない。
そしてこうした受け身な姿勢、政治家側から発するメッセージだけにレスポンスを飛ばす姿勢が蔓延すると、夕張市のように気付いたときには既に手遅れ、みたいな事態が出てくるんじゃなかろうか。
選挙カーで騒がしく名前を連呼する人には絶対入れない!みたいなことを言う人もいたけれど、短い選挙期間中にのみ候補者側が発するメッセージにしか反応しない、受け身な姿勢であるという点は、連呼された名前に投票する人と全く変わらない。