絶倫ファクトリー

生産性が高い

環境保護と郊外

しかしあれだ、「温暖化対策」とか「環境保全」とかも、「ロハス」なんかと同じ様に差異化ゲームのツールに使われるようになるんじゃないか。*1京都議定書がほぼ破綻しつつある中、ドイツサミットや北海道サミットでしきりに環境対策を謳うのも、国家間のパワーゲームの一環なんじゃないかと疑ってしまう。
そういや排出権ビジネスって最近聞かないけどどうなったのか。カナダが議定書離脱したりアメリカも最初からやる気無かったりで、市場そのものが架空だったということなのか。一番削減せにゃならん二国のうち、アメリカは独自路線で突っ走ってる*2し、中国は自国の削減どころか、アフリカ諸国の開発バンバン支援して、増加要因を育てている。


日本の郊外への量販店の進出なんかは、こうした観点から批判するのも手じゃなかろうか。地域商店街の保護、とかだとあまりにモロすぎて自由競争の妨害だとかなんとか言われたりしかねないが、モータリゼーションを促す行為は二酸化炭素削減に反するという事実は、「環境に優しいです☆」ヅラをした企業に叩きつけるにはちょうど良い気がする。車じゃなきゃ来れないような場所にショッピングモール立てておきながら何がロハスだ環境保全だ!と。

*1:既にロハスにはそういう流れが見受けられる

*2:そういえばついに民間企業の団体が二酸化炭素排出規制を国に求め始めたそうな