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絶倫ファクトリー

生産性が高い

都市の隙間

日常を綴る

iPhoneの電池が切れることは、こと山手線内部では遭難を意味する。「そう、それが新宿駅や大手町駅のダンジョンでなくともね」とジョブズが言ったかどうかは知らないが、ワタリウム美術館への道中、表参道で散歩と称した迷子になっていた。迷子と称した散歩ではない。それには心の余裕が要る。

珍しくデジカメなんぞを持ち出してみたのが不幸中の幸いだった。

街にはいろんな隙間がある。

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青山通り交差点近く。大坊珈琲の横。図と地が反転したかのような隙間と青空。
Google ストリートビューを見るとすでにここは空き地だった。大通り沿いの建物も一本歯が抜けるとみんな後ろは空なのだろうか。

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スペイン王室御用達のロエベ。の後ろにあるトタンの家。いつ頃からあるのだろう。
こういうとき、ARでロエベの経っている土地の風景を巻き戻せると面白い。

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裏原メインストリートのローソン。コンビニはよく都市の隙間と揶揄されるが、そもそも隙間は埋めるというより何かが勝手に埋まったり溜まったりするものだ。人通りの割にみなすっとこの通りを抜けてしまうのだけど、このローソンには色んな人が溜まって流れていった。

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コンビニといえば、建築中のこの建物、一階部分がファミリーマートだった。

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アルミフレームにガラスというよく見るパターン(というか表参道ヒルズ)に、ファミリーマートのロゴだけ入ってるとちょっとびっくりする。建物の中にはまだ何もない。それにしても前述のローソンしかり、やたらと周辺の光景になじんでいる。POSをはじめとした数多くの情報技術と、店主のアナログなノウハウの集積体たるコンビニだが、その土地の持つ様々な諸要件をすっとくぐりぬけてさっと居場所を確保する様が見える。