絶倫ファクトリー

生産性が高い

2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

筑波批評社のブログを開設しました。

筑波批評社のブログを作りました。 id:tsukubahihyouご察しの通り、少なくとも文学フリマまでは、ゼロアカ道場道場破りを視野に入れたブログです。 その他の活動についても細かいことはこちらでお知らせします。 本格的始動は8月中旬ですが、とりあえず開設…

『アキバ通り魔事件をどう読むか!?』をどう読むか。

アキバ通り魔事件をどう読むか!? (洋泉社MOOK)作者: 洋泉社ムック編集部出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2008/07/29メディア: ムック購入: 6人 クリック: 151回この商品を含むブログ (39件) を見る 「分かりやすさ」に振り回される人びと いわゆるこうした「…

我々は何を隠してきたのか、あるいは「不可能性」の変遷

不可能性の時代 (岩波新書)作者: 大澤真幸出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/04/22メディア: 新書購入: 14人 クリック: 179回この商品を含むブログ (162件) を見る大澤真幸『不可能性の時代』を読み返していた。つらつらとメモ程度に。 不可能性―現実と…

情報の複雑化と望まれる「マスメディア」

シロクマ日報 > ニュースは現実ではない : ITmedia オルタナティブ・ブログ via kwout仰るとおりで。……といいたいけれど、事態はそれほど容易なレベルではなくなっている。「それはどのような経路で伝えられてきたのか」「なぜ伝えられてきたのか」といった…

批評とは、暴力であると思う

批評とは、暴力であると思う。暴力は善悪の彼岸よりやってくる。あらゆる論理や倫理に先立つ。私があなたを殴った。そのことをは厳然たる物理的現象であり、それ以上でもそれ以下でもない。それに対する善悪の判断、倫理は、こうした原初的な暴力に対する脆…

形式への没入と予告.in

葬儀と資本主義―形式への没入 先日、大叔母の通夜に出てきた。よくある郊外型葬儀施設に入り親族席に座りながら、棺を囲む、葬儀会社の用意したありがちな葬儀用ガジェット(シュミラークル?)について思いをめぐらさせていた。 式が始まる前、親族に向かっ…

報道というプロペラは誰が回すのか トークラジオ「LIFE」の秋葉原事件特集についての違和感

報道という行為の循環構造 6月22日「秋葉原連続殺傷事件」Part2 (文化系トークラジオ Life)いつもpodcastで聞いているこのラジオ、先月22日の放送は6月8日の秋葉原通り魔事件についてだった。 その中で、サブパーソナリティの1人、IT・音楽ジャーナリスト・…