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2013-01-01から1年間の記事一覧

グラビティで始まりグラビティで終わる物語 ―「ゼロ・グラビティ」を観てきた

※ネタバレあり。 1.物語が良い 2.宇宙空間の描写が良い 3.3Dを上手く使っているということでとても良い映画だった。 グラビティで始まりグラビティで終わる物語 既に見た人の多くが口を揃えて言うように、邦題の「ゼロ」は余計だ。この物語はグラビティに始…

「エリジウム」を観てきた

エリジウムを見てきた。第9地区ほどディストピアの描写が面白いわけでもなく、とはいえユートピアの描写もあまり多くなく、世界観の面白さでは第9地区に劣る。第9地区と違ってディストピアとユートピア両方存在するのだが、別に尺はあまり変わってないので、…

2.5次元とは何か ―ニコニコ超会議/超パーティー感想に代えて

2.5次元という言葉がある。この言葉にはいくつか意味があるようなのだが、ここでは「あの人2.5次元ぽい=アニメや漫画のキャラクターのように、発言や動きがユニーク」としておく。昨日ニコニコ超会議と超パーティに行ってきた。超パーティは席が遠かったし…

エル・グレコの絵がめっちゃマジック・ザ・ギャザリングのイラストっぽい。

爆弾低気圧に紛れて4時くらいに行けば空いてるだろうという魂胆で、会期末最後の土曜日、エル・グレコ展に行ってきた。構図が凄い、時間的な動きを感じるなど、素晴らしい点はいくつもある。しかし一番印象に残ったのは、エル・グレコが<見えないもの>を<…

「なりきり」はなぜ擬似恋愛なのか

女の子ウェブの隠し味、「なりきり」の秘密に迫る! - ねとぽよ 先日の「なりきり」記事への反響について - ねとぽよ この2つの記事を読んで、ふとなぜ「なりきり」が擬似恋愛になるのか、考えてみた。 それは「なりきり」も恋愛も、もある種の「役割への期…

Webはコンテンツとプラットフォームがすごく近い。紙は遠い。という話。

こんな話である。 Webはコンテンツとプラットフォームがすごく近い。紙は遠い。 紙の本や雑誌を作る過程(企画・執筆・編集・印刷・製本……)とそれらを売る過程(流通・書店での販売)がきっちり分かれている。当たり前だと思うかもしれないが、これらをウェ…