絶倫ファクトリー

生産性が高い

トリップ・鬱

十二月の夜空に捧げる駄文

隠せないなら、見せなければいい。月が邪魔か。雲を作れ。雲が邪魔か。目を伏せろ。月を消せとは言わない。雲を作れとも言わない。せめて僕の目をふさいでくれ。貴方の姿で、ふさいでくれ。貴方しか見えぬよう、ふさいでくれ。

亡き友へ

裏表が無く、思ったことは全部外に出る。長所だ短所だの話ではなく、それが全て。そしてそれが君のいいところ。大概いっつも弾けて先生に怒られていたのは君だった。でも、楽しかった。笑いあえた。俺だけじゃなく、大体みんなこう思っていたろう。そして大…

手紙

自分の歩いてきた道の向こうを眺めるのか。それとも自分の歩いてきた足跡を凝視するのか。この二つには大きな差があるように思う。自分の歩いてきた道の向こうを眺めるとき。人は、なぜ自分がここに歩いてきたのか、どこからやってきたのか、その始まりの風…

六月の空梅雨に捧げる駄文

その過程で自己を破壊することは矛盾じゃないのか。その問いに、俺は対処療法でしか答えられない。もう根源は俺から移ってしまったから。生きることの意味を問われ。吐ける台詞はもう全て吐き散らしてしまった。言うたび言うたび。相手に言っているつもりな…

三月の寒空に捧げる駄文

だってさ。忠告ありがと。忠告か?まいいや。なんだろうね、こう、狂おしいほどの破壊衝動。壊すことで目を開けていられる。そんな状態。いや別に壊すつっても壁を殴るとかそんな青春味溢れるもんじゃございません。丁寧に積み上げてきた「つもり」のものを…