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なんじゃこりゃ


秋田で小一の男児が殺された。同じ地区では直前に女児が水死をしている。
男児の方は確実に殺人事件だが、女児のほうは水死でカタが付いている。
水死した女児の母親は、これも殺人事件なのではないか。関連があるのではないかと警察に訴えていたと。


ここまでが表向きの話。今日、話は急展開したらしい。

男児を殺害したのは(警察の判断としては)水死した女児の母親。

おいおい。どこのミステリーですかこれは。

mixiのニュースに対するコメントから情報を収集すると、さらに以下のような推測も。週刊誌からのネタなんだろうけどね。

・水死した女児の母親は男関係がかなり多かった
・そのなかの一つが殺害された男児の父親との関係

これが事実ならば、水死した女児は当然その母親もしくは男児の父親が殺害したことになる。なんてこったい。まぁ前者なのだろうか

けど良く考えるとこれもちょっと変。警察が水死って言ったなら、(本当に女児も母親が殺したなら)水死にしておけばよかった。にもかかわらず何で関連性を匂わせるようなことをメディアに言ったんだ?
確かに見事に世論はかく乱されていたが、世論が警察を動かすわけでもなく。
でも警察の動きは見えないが、世論の動きは見える。確実に。
だとしたら、自分にとって視界に入りやすい、認知しやすい「世論」をコントロールすることに神経を使ってしまったのだろうか。要はテレビを通した世論なわけなんだが。そう考えると、テレビメディアの力は未だ良くも悪くも強力な影響力を持っている、少なくとも一人の殺人者(まだ容疑者だけど)の振る舞い決定する程度には・・・ということになる。

マスメディア恐ろしや。

追記。マスメディアで思い出したが、盗作疑惑のかかった洋画家の和田氏のニュース。あれも偏向報道がヒドイ。テレビでは彼の主張の「共同作業なんだ」って発言がものの見事に消され始めてる。美術における共同作業ってのは別に一枚の絵を一緒に書くのではなく、同じ題材を二人以上の人間が書くことなんだよね。だからまぁ理論上、同じ絵が二枚あっても盗作とは別に限らない。二人が共同作業だって納得してればだけど。
また共同作業じゃなくても、表現方法として一緒にならざるをえない、もしくは一緒に素人目には見えてしまうものもあるわけで。キュービズム時代のピカソとブラックの絵なんか素人目にはほとんど一緒。というか一緒。あれは盗作つっても納得。盗作じゃないんだけどさ。