絶倫ファクトリー

生産性が高い

チョコパイに関する一考察―思考、それは現実逃避―

 もし人生の最後の晩餐に何を食べたいかと聞かれたら、地元の肉屋のチキンバーとロッテのチョコパイだと言ってはばからない僕です。嘘です。今決めました。
 そんな僕がミニチョコパイを買ってみました。これ230円で8個入りなんですが、買って家に帰って気付くと既に半分ありませんでした。ちょろっと目を放した隙に僕の手と口は奴らを四つも駆逐していたようです。そこで気付いたのですが、半分というのは元来のチョコパイで言うと、300円で6個入りなのでその半分は三つですよね。僕のチョコパイ欲をひとまず納めるのに果たしてチョコパイ三つもいるかと言うと、多分要りません。二つ食べればその場は十分です。そうすると、直感的にはどうもミニチョコパイでは損をしている気がしませんか?しますよね?
 
 ということで調べてみました。チョコパイとミニチョコパイの満足度から見た比較。ちなみにこの満足度は僕が満足しているかどうかなので、他の方が参考にして違っていた場合でも責任は負いません。

 チョコパイ・ミニチョコパイをそれぞれ食べてみて、「ひとまず満足」と思える各パイの、「個数/全体に占める割合/その金額」を算出してみました。

チョコパイ   「2個/3分の1/100円」
ミニチョコパイ 「4個/半分/115円」

というわけで、これだけで見るとミニチョコパイの方が15円分損していることになります。さらに、それぞれ満足しうる量を食べた後の残量は、チョコパイ・ミニチョコパイそれぞれ4個。個数は同じですが、当然サイズが異なりますので総量としてはチョコパイの方が多い!こうして、ミニチョコパイが本来持っていた「小分けにしてあるから食べる回数を分けられる」というメリットは、残量の個数が同じになってしまったことで消えうせ、さらに個体としてのサイズ差がより歴然となる結果になりました。この事実は15円分の損失以上にミニチョコパイ陣営にとって大変痛いものとなったに違いありません。
 どうでしょう、ミニチョコパイ監督!何か一言!


「つーか内容量調べて、グラム単位の値段算出すりゃ終わりじゃね?」


良いんだよ!俺の満足度が基準なの!俺が中心なの!世界は俺を中心に回ってるの!あれ、そうすっと「世界の中心で愛を叫ぶ」→「klovの中心で愛を叫ぶ」ってことか。いやん!