絶倫ファクトリー

生産性が高い

2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

インターネットで変わらないこと

これメモ書き程度なんであんまり本気にしないでください。インターネットの登場で世の中が変わった変わってる変わると言われてるのだけれど、最近そうでもないんじゃないかと思い始めてきた。いやもちろん変わってる部分は劇的に変わっているし、これからも…

「自己実現教」なるもの。

「自己実現教」なんて言葉があるけれど、この現代に生きる人はほとんど自己実現教の信者だと思う。日常生活において「自己の捉えなおし」とそれを「未来の自分」への資源にするという反復作業は、程度の差こそあれほとんどの人々が経験させられている。違う…

流動化に対するヨーロッパと日本の姿勢の違い―バウマンを参考に

ジグムント・バウマン「リキッド・モダニティ」の読書日記として書こうとしたのだが、案外長くなってしまった。リキッド・モダニティ―液状化する社会作者: ジークムントバウマン,Zygmunt Bauman,森田典正出版社/メーカー: 大月書店発売日: 2001/06メディア: …

低コスト時代のコミュニケーション

まず始めに。 F's Garage @fshin2000 :Webコミュニケーションについて50%理解して50%理解できてなかったこと。 ・繋がるコストがゼロ円になった時代と、そうでない時代のコミュニケーションは違う。昔は繋がることにお金と手間暇かかったから、それ自体に価…

「人間の及ばぬ大きな力」と「ゆるす」こと

とある方の日記にコメントしようとしたのだが、残念ながら元記事が消えてしまったのでここに書く。 「合計」を超えた、人間の及ばぬ大きな力 「人間の及ばぬ大きな力」というのを、僕は信じている。と言っても神様仏様の類ではない。それは人間から生まれる…

「不安型ナショナリズム」の疑問点

不安型ナショナリズムの時代―日韓中のネット世代が憎みあう本当の理由 (新書y)作者: 高原基彰出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2006/04メディア: 新書購入: 2人 クリック: 119回この商品を含むブログ (75件) を見る「不安型ナショナリズム」を読んだ。日中韓…

ルールを変えるためのルール

文化系トークラジオ Lifeの「文化系大忘年会」の回を聞いていてちょっと気になったことがあったのでメモ程度に。 スザク=鈴木 ルルーシュ=赤木? 12月30日放送「文化系大忘年会」part6 (文化系トークラジオ Life)このpart6の部分で、メインパーソナリ…

「犯罪不安社会」―規範と環境について

犯罪不安社会 誰もが「不審者」? (光文社新書)作者: 浜井浩一,芹沢一也出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/12/13メディア: 新書購入: 6人 クリック: 159回この商品を含むブログ (92件) を見る 規範と環境は対立するのか 前回のエントリでは、2ちゃんねる…

「ウェブ炎上」と「嗤う日本の『ナショナリズム』」

このカテゴリでエントリ書くのは久しぶり。本読んでいなかったわけじゃないというか、むしろ最近では今が一番本読んでるんですが、うまいことまとめられない。ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性 (ちくま新書)作者: 荻上チキ出版社/メーカー: 筑摩書房発売…

 NHKスペシャル 「五年一組 小皇帝の涙」を見た。

昨夜のNHKスペシャルの番組。一人っ子政策下の中国で、小学生の頃から苛烈な学歴競争に巻き込まれる子供たちとその親に焦点を当てている。 苛烈な学力重視 とにかく驚いた。日本の学歴主義なんか蜂蜜のごとく甘い。とにかくクラスの中で重視されるのは成績。…

正月と資本主義

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。昨年は、ブログを通じて学園祭で文章も書かせていただいたり、勉強会参加させてもらったりと、「ブログ書いててよかったなぁ」と思うことが多くありました。今年もまたそんな風な年にしていき…